公開日 2018年01月22日(Mon)
本校では,職員が自作した教材・教具をそのねらいや材料,作り方,使用方法等について紹介しあう研修会を実施しています。
車椅子に乗った状態でグラウンドゴルフをしやすいように・・
パソコン画面を子供たちの姿勢に合わせて見やすくするために・・・
朝の活動で顔ふきや歯磨き,うがいを自分でできるように・・・
材料は,工作室の角材や使用していない歩行器,モーターやマイクロスイッチ,100円ショップの小物・・・
シリコン製の鍋つかみや塩ビ管,車のワイパー駆動部までありました。
当日は,やまびこ医療福祉センター職員も一緒に研修します。
理学療法士のHさんは,小学部の児童が座位保持装置に乗った時の不安定な姿勢を改善するための下肢袋の紹介です。
約2年ほど前に作製したもので,その後の課題に合わせた改良版の紹介もありました。
作品紹介の後は,実際に教師自らが体験したり,使いやすさ・分かりやすさについて考えながら改善・改良点を話し合います。
今回紹介された教材・教具が学校(教室)での学習活動で役立ち,家庭や病室等の毎日の生活を支援できるようになるといいですね。
なお,自作教材・教具については,本校のホームページでも紹介しています。
http://www.edu.pref.kagoshima.jp/ss/minayoshi-h/categories/bunya/kyozai/