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2016年6月
2016年06月22日(水)
命を救うために…「救命講習」
6月17日(金)の放課後は,鹿児島市消防局伊敷分遣隊と皆房地区消防団から講師の3人をお迎えして「心肺蘇生法とAEDの使用法」の職員研修を実施しました。
毎年この時季に実施している研修ですが,今年は研修時間が1時間30分の「救命入門コース」として実施しました。
心臓や呼吸が止まった人を発見したら,1秒でも早い「119番通報」と「応急手当」が大切です。特に,救急車が到着するまでの間の心肺蘇生法を適切に行うことは,時間の経過で低下する救命率を高めることにつながるため全員が役割を交代しながら真剣に研修しました。
研修の最後には,講師の先生から
「とても上手でした。もしもの時は,自信をもって対応してほしい」との言葉をいただきました。
学校では,救急車の要請やAEDを使用するような事故等がないように子供たちの安全を第一として学習活動に取り組みますが,もしもの時には,「119番通報」「胸骨圧迫」「AEDの使用」などの救命処置を落ち着いてできるようにしたいと思います。
2016年06月22日(水)
鹿児島市立科学館への遠足
6月15日(水),16日(木),17日(金)は,なかよし遠足でした。
目的地は3回とも「鹿児島市立科学館」で同じでしたが,15日(水)のB班は午前中のみ,16日(木)と17日(金)は終日の活動日程は同じですが,移動手段等の関係でA1班とA2班の2班に分かれて出掛けました。[E:building] [E:bus] [E:hotel]
やまびこ医療福祉センターのバスに乗り,約40分で市立科学館へ到着すると,宇宙劇場でプラネタリウムやドームシネマを鑑賞したり,強風体験・地震体験を楽しんだりしました。
A班の昼食では,3階の会議室を借りて弁当や綿菓子などのお菓子を食べました。[E:happy01]
3日間の遠足にはやまびこ医療福祉センターからバスをお借りして,運転手と看護師も派遣していただきました。また,鹿児島市立科学館の職員の皆様には,宇宙劇場や科学劇場の内容や座席,食事や安静のための部屋の準備などで御配慮いただきました。
多くのみなさま方に見守られて楽しい遠足を実施することができました。
[E:heart02]御協力ありがとうございました。[E:shine]
2016年06月16日(木)
プール開きとプール学習
6月14日(火)からプール学習をはじめるに当たり,6月10日(金)にプール開きを行いました。2校時のプール開きではプール学習の注意事項を確認したり,「泳ぎはじめ」で先生方の模範泳法を見たりしました。3校時には「自由遊びの時間」があり,今年は小プールでの入水やゴムボートでの揺れを楽しむなどの企画もありました。
6月4日(土)に運動会が終わったばかりですので,疲れもあるのではと心配もしましたが,児童生徒にとっては待ちに待ったプール学習でしたので,「自由遊びの時間」をそれぞれにたっぷり楽しんだようでした。[E:happy01]
今年度も「安心と安全」を最優先に,9月9日(金)まで楽しいプール学習を実施していきます。
2016年06月16日(木)
笑顔の大運動会。応援ありがとうございました。
6月4日(土)は,全児童生徒が参加して大運動会を実施することができました。
皆与志養護学校の運動会は,速さを競う運動会ではなく,児童生徒それぞれの個人目標を決め,その個人目標に対して金(目標達成),銀(がんばった),銅(欠席)で評価し採点します。自力での歩行や車椅子をこぐことも困難な重度・重複障害の児童生徒ですが,
「電動カーを動かすスイッチを入れるひもを引っ張る[E:happy01]」
「左手で持ったボールを右手に持ち替え,右手を放してボールを落とす[E:paper]」
「物が倒れたり風船が飛んだりする様子に視線を向けてしっかり見る[E:eye]」
などの個人目標をめざして練習してきました。
教師は,子供たちの動きを引き出すために様々な道具(自作教具)を準備し,練習のたびに改良を重ねてきました。(全体練習の記事の写真は,電動カーのスイッチや立位台を動かすためのモーター代わりの電動ドリルなどの写真でした。)
体育館中に響く温かい声援,お祝いの祝電・祝詞,そして道具準備や応援席での児童生徒管理への御協力など多くの方々に支えられて,楽しくにぎやかな雰囲気を味わうことのできた楽しい大運動会でした。