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2017年10月
2017年10月30日(月)
製品販売とPTAバザー in ふれあい祭り
10月27日(日)、 社会福祉法人向陽会のふれあい祭りが行われました。
この祭りでは、中学部の生徒がこれまで製作してきた製品の販売と本校のPTAバザーも行わせていただきました。
本校の校庭も車でいっぱいです。
当日は雨模様のため、会場は屋外からやまびこ医療福祉センター・やまびこ療護園の屋内に変更。
本校の販売会場は2階の療育支援室。 11時からの販売に向けて準備も着々と進行中です。
製品もいっぱい並べました。 じっくり…じっくり…一手間、一手間、生徒たちが時間を掛け、一生懸命に作った製品です!!
PTAバザーの準備も万端です!!
そして、販売に向けて生徒たちも準備。 接客係、会計係などの仕事も確認しました。
11時。 さあ、販売開始です。 お隣のぼんぼんつりコーナーも盛況のようです!!
メイン会場からは大きな太鼓の音色。 そして、綿菓子やポップコーンの甘~い香りも漂ってきます。
小学部の子どもたちはその甘い香りに誘われて…団子屋さんやラーメン屋さん、プリンやさんを回ったり
写真を撮ってもらったり、そしてお目当てのものを買ったりして…
早速、いただきま~す。
大きな綿菓子も…完食です。
販売会場は入りきれないほどの多くの方においでいただき、たくさんお買い求めいただきました。
本当にありがとうございました。
皆様に使っていただき、よかったと感じていただくことが、生徒たちの励みになります。
また、新しい製品づくりに頑張りますね。
来年もぜひおいでください。
2017年10月27日(金)
小学部 いもほり
台風22号の接近は気になりますが、きょうも秋の穏やかな天気です。
心地よい天候の中、小学部2クラス合同のいもほりです。
ほら、畑の土の中から大きな芋が顔をのぞかせています。
まずは、一人ずつ…いもほりに挑戦!!
蔓を引っ張ったり、直接大きな芋を土の中から掘り出したり…
足の裏に感じる土の感触は…ちょっと苦手ですが
頑張ります!!
うんとこしょ! どっこいしょ!! 大きな芋はなかなか抜けません。
でも…
秋のゆるやかな日差しも、さら~っと頬をなでる風も
心地いい一日です。 土の香りや感触も…体全体で、いっぱい感じます。
残りは、全員で収穫…
「〇〇さん! ほら、ここにもあるよ。」 「これも たらいに入れてね。」
みんなで協力して、片手では抱えられないほどの大きなさつまいもが どっさり獲れました。
来週は、このさつまいもを焼き芋にしたり、芋アイスにしたりして、秋を味わいます。
楽しみ…です。
2017年10月25日(水)
第39回 学習発表会
10月21日(土),台風の影響もなく計画通り学習発表会を実施することができました。
『はじめのことば』では,小学部と中学部の代表(児童生徒会副会長)2人がひもを引っ張ると,「はじまるよ」の文字とカラフルな風船が・・・
小学部の『ミュージカル・オブ・ミナヨー』では,元気な猫やクラゲの泳ぐ海で遊ぶ人魚,心優しい野獣が登場しました。
10/4のブログで紹介したO先生が作っていた衣装は,人魚のRさんの衣装でした。
当日は,訪問教育学級の友達も体育館での学習発表会に参加することができました。
久しぶりにたくさんの友達の声やいろいろな音楽を聞き,スポットライトのまぶしさも体験しました。
中学部の『世界一周ダーツの旅』,
スペイングループでは,情熱的な闘牛とフラメンコです。
ブラジルグループはサッカーを披露しました。
10/4のブログで紹介した木製のレールは,KさんとDさんのドリブルのための補助具でした。
「わっしょい! わっしょい!!」
日本グループは,元気な掛け声でおみこしも登場しました。
10/4のブログで紹介した不思議な太鼓ばちは,Aさんが太鼓をたたくための特製のばちでした。
また,プレイルームでどのような動きを披露しようかと話し合ってきたAさんは,田植えや稲刈りの場面で大活躍でした。
『おわりのことば』は,あの曲に乗って登場
第39回! 39回!!
第39回 学習発表会
多くのご家族,やまびこ医療福祉センターのみなさん,そして地域の方々にお越しいただき,一人一人の発表にたくさんの拍手をいただきました。ありがとうございました。
2017年10月20日(金)
やまびこ ふれあい祭りの御案内
28日(土)に、本校に隣接するやまびこ医療福祉センター、やまびこ療護園などを運営している社会福祉法人「向陽会」のふれあい祭りが行われます。
ふれあい祭りでは、中学部の生徒も授業(作業学習)で作った製品販売に、そして本校のPTAもバサー参加します(午前中11:00~12:00販売予定です)。
小学部の子どもたちは、祭りの様子を見学して楽しんだり、買い物をしたりします。
中学部の製品
そのほか、楽しみなプログラム、出店もたくさんあります。
本校児童生徒の頑張る様子や深まるみなよしの秋を楽しみに
たくさんの皆様の御来場をお待ちしています。
詳しくは、向陽会HPのイベント案内を御覧ください。
http://www.kouyou.or.jp/modules/content001/index.php?id=13
2017年10月17日(火)
秋の収穫 ~いもほり~
校内の小さな庭園にあるススキの穂が秋風にそよいでいます。
心地よい秋風の中、中学部C組の学級園に大きな葉を繁らせていたさつまいもの収穫の日です。
つるを切り開いて…茎の根元をピンチで挟んでつないだ特製の”握り輪っか”を一生懸命につかんで、車椅子から 「うんとこしょ! どっこいしょ!!」 と引っ張ります。
すると、赤く実ったさつまいもがすぽーんと抜けて…
やったあ!!!
やる気満々のEさんは、何度も何度も力をコントロールしながら輪っかを引っ張り
ほらほら、い~っぱい獲れましたよ。
土の中を先生たちが掘ってみると、まだまだたくさんの芋が出てきます。
去年は、アナグマやたぬきに先をこされてわずかの収穫量でしたが、今年は…
大収穫~!!
焼き芋やスイートポテトでまずはみんなで秋をいただいて…
やまびこの「ふれあい祭」でも販売しますね。
2017年10月16日(月)
スロープ
皆与志養護学校には、スロープ棟というスロープのためだけの建物があります。
1辺が7~8mの正方形の2階建て。
大きなさいころのような形ですが、内壁面にそってスロープが四角くらせん状に設けられています。
もちろん、エレベーターも校内にはあります。
が、災害時や停電、利用する車椅子の数などを考えると、上下の階の移動にはスロープは不可欠なものです。
そのスロープ棟が夏休み前から外壁塗装中でしたが、学習発表会を前にした先週工事も終了。
明るいクリーム色に仕上がって、周囲の雰囲気もぐっと明るくなりました。
改修中 改修後
現在、街中もバリアフリー化が進められ、スロープがいろいろなところに設置されるようになりました。
車椅子の子どもたちにとっても、また介助者にとってもとても助かる施設です。
それだけではなく、ベビーカーや高齢者、自転車・カートを利用する方にも便利ですね。
2017年10月12日(木)
秋の音楽会 ~訪問教育~
やまびこ医療福祉センターを利用していて学校に通うことが難しい子どもたちは、小・中学生は皆与志養護学校、高校生は鹿児島養護学校の訪問教育で勉強しています。
ふだんは、病棟のベッドサイドで個別に学習しますが……
芸術の秋…音楽の秋…です。
きょう(10月11日)は、みんなで集まって 『秋の音楽会』
演奏者は、皆与志養護学校と鹿児島養護学校の先生たちです。
それぞれの先生が持ち寄ったのは、バイオリン、ピアノ、ファゴット、チェロ、フルートの楽器
そして、素敵な笑顔!!!
病棟からは出られないので、子どもたちが生活する二つの病棟でそれぞれ演奏会の開演です。
それぞれの楽器のソロ演奏で、いろいろな楽器の音色やいろいろな曲調の演奏を聴き…
最後は、全ての楽器による演奏です。
今、学校に在籍している子どもたちだけでなく、ずっと以前の、つい最近の卒業生、利用者の方々もたくさん集まったり、それぞれの病室で耳を傾けたりして楽しんでいただきました。
ファゴットの低い迫力ある音にビビッと感じたり、曲に合わせて体を揺らしたり、瞼を閉じてじっくりと聴き入ったり…
いろいろな音を楽しみ、秋を感じた豊かな時間でした。
また、次の機会をお楽しみに…
2017年10月12日(木)
2度目の収穫
秋は 日に日に深まりますが, まだまだがんばっている夏もあります。
1学期に草取り、苗の植え付けをした・・・スイカ。
大きく実って、夏休み中のふれ合い活動で収穫して,おいしくいただいたのですが…
秋の深まりつつあるこの時期にも 更に成長を続けて…
収穫して切ってみたら… じゃ~ん!! おいしそうに熟れています。
スイカが大好きのAさん。 包丁で、慎重に…食べやすく切って…
いっただきま~す。
もちろん、他の学級の友だちにも、先生方にもおすそ分け。 「甘いねぇ」 「う~ん、おいしい!!!」 と絶賛です。
学級園にはまだ小さめのスイカが2個。 大きくなるかなあ? 楽しみです。
2017年10月12日(木)
介護等体験
秋も日に日に深まります。
10月5日(木)と6日(金)は介護等体験で鹿児島大学理工学部の学生さん6人が学校を訪れました。
介護等体験は、平成9年度に始まった制度で、小学校や中学校の教員免許取得をめざしている方が特別支援学校での体験を行うものです。毎年、本校にも数名の学生さんが訪れます。
小学部と中学部に分かれて学級に入り、子どもたちへの自己紹介、そして授業でのふれ合い体験、介助、教室や校舎内外の整備等に取り組んでくださいました。
6人中5人は特別支援学校は初めてとのことです。
どんな子どもたちかな? うまく、コミュニケーションがとれるかな? と初めてのことに対しては不安はつきものです。
でも…
子どもたちの表情をよく観察し…
気持ちを読み取ろう、感じ取ろうという心のアンテナを研ぎ澄まして…
たくさんかかわっていただき、出会いのときの緊張の表情とは打って変わって、子どもたちとのかかわりから多くのことを感じ、学んでいただいた表情に変わっていました。
今回の体験が、今回おいでいただいたみなさんが障害のある子どもたちの理解者として、そして今後の職業や社会生活に生かされていくことを期待しています。
<感想文から>
・ 始めのうちはどのようにコミュニケーションをとっていけばいいの戸惑ってしまったが、先生方の笑顔で話しかけているのを習ってみた。すると、子どもたちが途切れ途切れな言葉や身振り,表情などで必死に自分を表現しようとしていることが分かった。目や口をよく観察していると何と言っているのか分かる単語が増えていった。それに応じたときに、嬉しそうな顔をしてくれると、こちらも嬉しくなった。
・ 意外だったことは、先生方が生徒たちをしっかりと叱られていたことだった。彼らを真剣なまなざしで、温かい言葉で注意されていた。それを見て、甘やかすことと優しくすることは違うのだと思った。自分も生徒一人一人を見られるような教員をめざしたいと思います。
・ こちらからの言葉掛けがうまくいったかは分からなかったけれど、反応してくれたり,目を見てくれて嬉しく感じました。
・ 想像以上に重い障害のある子どもたちがいること。そして、それに負けず一生懸命に『自分』を表現しようとする様子は、健常な子どもたちと何ら変わらないのだということに気付いた。
2017年10月04日(水)
学習発表会に向けて
10月に入り,朝夕の涼しさを感じるようになりました。
赤や黄色の彼岸花もきれいです。
学校では,10月21日(土)の学習発表会の練習を頑張っています。
体育館で動きを確認したり…。
(舞台袖では次の出番をスタンバイ中)グループごとに発表内容を話し合ったり…。
(〇〇さんの動きについて意見を出し合いながら検討中)
児童生徒の衣装を作ったり…。
(家庭科が専門の〇〇先生,衣装の細部を調整中)
発表会当日の小学部,中学部,訪問教育学級の舞台発表時間は20~30分ですが,係の先生は6月頃から計画を話し合い,7月の職員会議,夏休み中の種目責任者会を経て,9月19日から舞台練習が始まっています。
これは?? ギターに何か工夫がしてあります。
黒い大きな布の被り方や舞台に登場するタイミングを相談しています。
車椅子の生徒二人の間には木製の線路のような物を準備し,
近くの先生が〇〇〇〇を操作しています。
放送席にはパソコンとたくさんのマイクを準備しました。
照明係の先生は台本を見ながら色の確認や
スイッチ操作を繰り返しています。
発表時に使う道具も欠かせません。
ホースのついたリコーダー,?を取り付けた太鼓バチ。
発表会当日に使うかどうかも含めて,練習をしながら改良していきます。
来週13日(金)は予行練習ですが,例年,予行練習後の反省を受けて発表内容や道具,衣装や照明まで大きく変更することも珍しくありません。
10月21日(土)の本番まであと2週間あまりです。
子供たちも職員も一生懸命準備しています,ぜひ御覧ください。