公開日 2017年09月07日(Thu)
皆与志養護学校は、通学生16人のうち12人は廊下でつながった「やまびこ医療福祉センター」から通学してきます。
4時間目が終わると、一般には学校で給食・・・となるのですが、残念ながら本校には給食施設がありません。ですから、昼食はセンターに戻って食べることになります。
しかし、自宅から通学する4人の子どもたちは、センターで作っていただいた昼食を学校で食べます。
上手に飲み込むこと、自分で何を食べるかを選択しながら上手に食べること、食材を味わうことなどを意識しながら、
いただきます!!
スプーンの使い方も 随分と上達してきています。
そして、好き嫌いもしません。
ところで、今週1週間は、その子どもたちが食べている昼食を試食できる週間です。
子どもたちは、食形態として「きざみ食」「つぶし食」「ペースト食」を嚥下の状態に合わせて選択して食べますが・・・
試食では、平常食だけでなく、これらの食形態をそれぞれ準備してくださり、職員も試食できます。
ちなみに、ごはん、汁物、主菜(魚や鶏肉など)、副菜、フルーツ類、それに牛乳を組み合わせた献立。
そして、それぞれの食形態
7日は、学校参観日に合わせて、保護者の皆様にもいろいろな形態を試食していただきました。
やまびこの栄養士さん、そして本校の栄養士も一緒に、食事についてのあれこれを話題にしながらの試食会です。
食事をとることは、生命の基盤。
毎日の給食は
経管栄養の子どもたちも含めて、外界のものを上手に取り込む、味わう、感じる
子どもたちにとって、そんなことを大事にしたい時間です。