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2017年7月
2017年07月31日(月)
夏季休業中の「ふれあい活動」
夏休みが約10日過ぎました。
一学期に中学部のAさんが植えたスイカは,こんなに大きくなりました。
本校では,夏休み期間中の前半(7/24~7/31)と後半(8/16~8/25)の2回に分けて,「ふれあい活動」を実施しています。
「ふれいあい活動」のねらいは,児童生徒の休み中の様子を知るとともに,病棟での生活が中心となる一人一人の生活に変化を持たせ,より充実した休みとなるよう,各学級担任が病棟担当者と日時を確認して実施しています。
今日は,中学部B組の3人が担任と一緒に多目的教室で「夏遊び」を楽しみました。
夏といえば・・・やっぱり「花火」
実際の花火はできないため,タブレットを使ったVR花火です。
タブレットにタッチすると,花火が打ち上がり,
「ドーン!! パチ,パチ…」の音も聞こえます。
花火の後は,夏祭りの夜店を体験
射的では,ボールを発射して,スイカをGET!!
わたあめも作りました。
わたあめマシーンにキャンディーを入れると,甘いわたあめが出てきます。
金魚すくいも
釣れた,釣れた・・
今度は大きな金魚?
おばあちゃんも一緒に竿を引きました。
(遠方からケース会とふれあい活動に参加いただきありがとうございます)
最後に,一学期の写真を見て一学期を振り返りました。
明日からはいよいよ8月です。
まだまだ暑い毎日が続きます。病棟スタッフの皆様,そして保護者の皆様,これからも子供たちの健康管理をよろしくお願いします。
9月1日の始業式に全員が笑顔で登校する日を楽しみにしています。
2017年07月31日(月)
センター的機能 ~夏季研修会~
夏は、2学期以降の授業を充実させるための研修会が県内いたるところで実施されます。県内の各特別支援学校でもセンター的機能の一貫として行われています。ちなみに、
7月24日 中養セミナー
7月26日 武養セミナー、いずようセミナ-
7月27日 大養セミナー、串養セミナー、いぶようセミナー
7月28日 鹿盲公開講座、加養夏季研
8月3日 牧養セミナー
8月8日 桜養夏研、鹿屋養セミナー
これらの他にも、各地の特支学校主催の中高情報交換会や進路、自立活動などの研修会なども計画されています。
このような中、本校でも 『特別支援教育夏季研修会』を28日に、本校において実施しました。
地域の幼保、小・中、療育機関、保健師さんなど70人近い方々に参加いただき、本校の職員と共に研修をしました。
まずは、県子ども総合療育センターの吉川先生による、特別支援教育への理解と教育・医療・福祉の連携の在り方についての講話です。
そして午後は、四つの分科会に分かれて・・・
見る力に関すること(盲学校:田中先生)、進路に関すること(高特支:迫先生、武岡台養護:神田先生)
姿勢に関すること(やまびこPT:竹田先生)、合理的配慮に関すること(本校:東郷教諭)
それぞれに、講話・実技の研修をしていただきました。
最近、転びやすい、しゃがめない子どもが増えていると聞きます。 体の動きや姿勢をどう見るか、どのような指導・支援が必要なのか体を通して学んでいます。
午後の最後は、中学校区別の情報交換会。 学校間をつなぐ、まずは顔見知りになる大事な場です。子どもを中心に、その子に必要なことをどうつないでいくか、協働していくか、チーム学校が言われる中、このような「つなぐ」機会は更に重要になってきます。
本校の教育、教材・教具についても、御覧いただきました。
暑い中、地域の多くの方々に御参加いただきありがとうございました。
子どもたちへの指導・支援をみんなで一歩前進させていきましょう。
8月10日には、『教材・教具製作実習会』も本校で開催します。
タブレットを操作することの難しさをサポートするためのスイッチ製作を予定しています。
御参加をお待ちしています。
2017年07月27日(木)
夏の静けさの中で
子どもたちのいない夏休みに入った学校は、主を失った廃墟のごとく物寂しい雰囲気に一変します。
廊下にも、プレイルームにも子どもたちの姿はなく・・・・
住宅街から離れ、緑濃い環境に包まれた本校は、なおさらです。
学校周りの森も、ひっそりと・・・
しかしその中で、ヤマコンニャク(絶滅危惧2類:環境省データ)が色鮮やかに生き生きと成長を続けています。
子どもたちのいない学校はひっそりとはしていますが、職員はヤマコンニャクに負けじと明日に向かって汗だくで全員始動中です。
展示する教材・教具の調整・点検。 「よし! バッチリ」
資料、会場準備もok
明日28日は、本校主催の『特別支援教育夏季研修会』です。
準備万端。
地域の幼・保、小・中・高、他の特別支援学校の先生方、療育機関の方々との有意義な研修の一日になりますように。
2017年07月20日(木)
1学期の終わり
校内で大きく成長したひまわりは,たくさんの実を結びました。
今日は,1学期の終わりの日。 終業式です。
児童生徒を代表して,中学部1年生5人が1学期にがんばったこと,楽しかったことを発表します。
「ぼくは,機械で粘土をどろどろにして焼き物の器を作りました。」
ほら,この輪っかを引っ張ると,ミキサーがウィ~ンと回って粘土の泥しょうができるんだよ。
中学生になって,初めて体験した学習やチャレンジしたことをみんなに披露します。
「ぼくは,プールが苦手だけど,大きなプールに少し入れるようになりました。」
「2学期は,10分間入れるようになります。」と垂れ幕を巻き上げて2学期への意欲の発表です。
大きなひまわりがたくさんの種を結実させたように
子どもたち一人一人も,それぞれにいろいろな花を咲かせて
実を結んだ1学期になりました。
これから,長い長い夏休み。
本校では,出校日に代えて,夏休みのふれ合い活動期間(前期7/24~7/31,後期8/16~8/25)を設けています。
ほら,スイカもトマトも大きく成長してきています。
ふれ合い活動で,先生や友だちと収穫したり,販売したり・・・・
夏休みの様子をちょっと見学させていただいたり・・・・・
楽しみにしていてください。
そして,また2学期にたくさんのことにチャレンジできるように,いっぱい準備をして待っています。
2017年07月14日(金)
♩♫♪~ 声楽 歌の花束
鹿児島県文化振興財団の「青少年のための芸術鑑賞事業」による芸術鑑賞
会を実施しました。
テーマは,「♪歌の花束❀」
♩ ソプラノ独唱「エーデルワイス」の美しい声に聞き入り・・・
♪ 二重唱「ビリーブ」では,うっすらと涙ぐむ子も
♬メゾソプラノ独唱「あわて床屋」では,
きれいな歌声,そしてウサギの登場や切れた耳にも驚きました。
「ドレミの歌」や「歌えバンバン」は,
子供たちの間近で歌っていただきました。
梅雨明け当日の暑い日で,約1時間の短い時間でしたが,
いろいろな声の美しさや歌の楽しさを感じることができました。
鹿児島オペラ協会のみなさま
きれいな「歌の花束」をありがとうございました。
2017年07月12日(水)
河頭中学校との交流学習
7月12日(水),中学部は河頭中学校との交流学習をしました。
河頭中との交流学習で楽しみの1つは,始まりの式での「エイサー」です。
太鼓の大きな音に少しびっくりしましたが,
全身で踊りながらたたく太鼓の力強いリズムは爽快です。
お互いの自己紹介やネーム交換の後は,グループに分かれての活動です。
3人でトランプ
同じカードはどれかな?? ジョーカーを引かないように・・・
トランプの後は,車椅子でスロープを使って2階へ
いろいろな音を聞いたり
本を読んだり
いろいろな道具とルールでボウリングも楽しみました。
特技のリフティング
少し元気のなかったAさんも元気になりました。
相手に分かりやすいように優しく,ゆっくりとした言葉で伝えたり,
相手の表情や動きを見て活動内容や方法を変えたり・・・。
約2時間の短い時間でしたがそれぞれのグループで楽しい時間を過ごすことができました。
大きなバスもかっこよかったです。
河頭中のみなさん,また会いましょう。
2017年07月12日(水)
ミニ運動会 ~訪問教育学級~
特別支援学校では、ふだん学校に通って授業を受けることが難しい子どもたちに対しては、教員が家庭や病院に出掛けて授業を行う「訪問教育」という授業の形態を行っています。
今日は、その訪問教育学級の新一年生3人が、隣接するやまびこ医療福祉センターの病室でミニ運動会を行いました。
ふだんは、ベッドサイドでの1対1の授業が多いのですが、今日は看護師さん、家族の皆さま、学校の応援職員、そして4月に小学部に入学したぴかぴかの1年生3人が集まって、賑やかな中でのミニ運動会です。
開会式の中では、国旗掲揚、そして準備運動。
体を触られたり、ふだんあまり関わりのない いろいろな人にお話してもらったりして、ちょっぴり緊張!
そして、競技種目は・・・・七夕にちなんだ 『君こそ☆ スターだ』
看護師さんやお母さんと協力して、たくさんの☆を集めました。
集めた星の数は4つ,3つ,ふたつと異なりはしましたが、いっぱいの声援の中で、
ちょっと緊張しながらも種目に参加できた一人一人が きらりと光る一番星だったかな。
そして、布を使ったダンス。
カラフルな布が目の前を行き来したり、近づいたり、離れたり・・・そして風が巻き起こったり・・・・。
たくさんの刺激に・・・めまいがしそう・・・・。
閉会式の国旗降納、閉会の挨拶。 と続いた小一時間のミニ運動会でしたが、ふだんとは違った雰囲気、たくさんの人との関わり、そしていろいろな刺激の受容に、いっぱいの力を発揮した3人の一年生たちでした。
ミニ運動会楽しかったね。 ほっ。
ちょっと待った!
ほっとした中に突然登場のケーキマン?
「きょうは、Rさんの誕生日~」
7歳の誕生日をみんなで歌ってお祝いです。
ありがとう。 ケーキマン。
2017年07月11日(火)
みんなのために、できることを (委員会活動)
皆与志養護学校は、通学生が小学部と中学部を合わせて16人という小さな学校です。
学校が小さい分、一人一人の役割への期待は高まります。
子どもたちは、学校の友だちやみんなのために、委員会活動にも取り組んでいます。
委員会は、代表委員会、美化委員会、保健委員会の三つです。
毎週1回の活動ですが、自分のできることを精一杯発揮して、学校をきれいにしたりみんなにお知らせしたりしています。
これまでしてきたことを振り返って、話し合いです。
お知らせのポスターもつくります。
写真を切って、張って。 手元もよ~く見ながら・・・集中しています!
学校が広いので、掃除も大変です。
出入り口の足ふきマットは、Kさんの担当です。 掃除機を使って、作業も表情も真剣そのものです。
Kさんのおかげで出入り口はとってもきれいに、気持ちよくなります。
ほかにも・・・
スイッチでブロアを操作して、外廊下をきれいにしたり
特製のお掃除グッズで、靴箱や手すりをぞうきん掛けしたり・・・
フロアを素早く拭いてまわったり・・・
たくさんのことはできないけれど、自分のできることを一生懸命に頑張って、みんなに喜んでもらえると
とってもうれしいです。
2017年07月07日(金)
地域の中で -小学部 買い物学習-
今日は校外に出掛けて、買い物の学習です。
目的地は、Aコープいしき店。
お店の雰囲気を味わう。 品物を探す。 品物を選ぶ。 店員さんとのやりとりをする。
買い物する中で、いろいろなことを体験し、学習します。
「〇〇はどこかな~。」 「いろいろあるね。」
「こんなのもあるよ。」 関心を広げようと、試着も・・・・。
「おっ。 かっこいい~。 似合ってるね。」 の言葉に、まんざらでもなさそう。
品物が選べたら、支払いです。 レジはどこかな~。
子どもたちが地域の中で生活していくために、こうしたいという自分の思いを膨らませること、そしてそれを実現できるように自分でできることを増やしていくことが大切です。
同時に、地域の多くの方々に、難しいところは支えていただけるように、子どもたちのことを理解していただくことが更に大切です。
校外での学習は、地域とのかかわりを広げて、理解していただく。 そのための機会でもあります。
お店では、「こんにちは。」 と見知らぬお客様に声を掛けていただいたり、店員さん方にも丁寧に対応したりしていただきました。
また、買い物に来ますね。
ありがとうございました。
2017年07月03日(月)
夏の装い ~梅雨の合間に~
台風の接近も心配ですが,梅雨の合間に晴れ間も現れて,本格的な夏の訪れを感じさせる蒸し暑い日が続いています。
今週から7月。全校集会ではひまわりに触れ,笹のサラサラという感触を感じながら「たなばた」を歌いました。
梅雨の合間の校内の夏模様をちょっとご紹介。
夏のお友だちと言えば「ひまわり」。 ゆうに3mを超えるひまわりが校内のあちらこちらで子どもたちをゆったりと見下ろしてします。
そして,足下の学級園にはさつまいもが元気な勢いです。
秋になったら,大きなお芋を子どもたちと収穫して,祭りで販売予定です。
トマトは,祭りまではとても待てないので,観て,触って,香って,つぶして,味わいます。
そして,すいか・・・です。
すいかの実・・・・のもと。
これが,大きなすいかに成長する日を,担任と子どもたちとわくわくしながら楽しみにしています。
早く,大きくな~れ。
暑さが増して,植物はどんどん成長していきます。 学級でお世話をしたり,観察したり。
でも,こう暑いと休息も必要です。
昼食後のちょっと休息タイム。午後の勉強に向けて鋭気を養います。
さあ,午後からは・・・音楽の授業かな。