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2017年11月14日
2017年11月14日(火)
一人ひとりに合わせて ②
校内にも秋色が広がってきました。
発表会や祭りが終わって、その秋色と同じように一人ひとりの学習が深まってきています。
今回は、『移動する』 ことに頑張る子どもたちです。 自分で移動して、自分の願いが実現できることは大事なことですね。
ぼくは、車椅子の操作はお手のもののですが、今、歩行器を使って歩いて移動することに挑戦中です。
「外に行きたいなあ。」 「事務室の〇〇先生とお話ししたいなあ。」って、自分で目的地を決めて歩いています。
実は練習して、車椅子じゃ行けないところにも行ってみたいなあ…と密かに考えているんです。
私は、右手・右足を使ってふだんは座位であちこち行ったり来たりしてます。
でも、今日は『SRCウォーカー』でスィー、スィーと移動中です。 「ずっと楽だし、ずっと早いなあ。」
これから玄関に行って、事務室に行って、職員室に行って…暖かい日向でちょっと休憩して…
後はどこに行こうかなあ…。 行きたいところにたくさん行けて、楽し~い。
ぼくも 『SRCウォーカー』 だけど、ぼくのはバイクのハンドルがついているんだよ。
左右のレバーを握ると、モーターが動いて直進したり、右折、左折したりできるんだ。
最近、レバー操作のコツも覚えて運転はバッチリさ !!
今日は、ぼくは廊下の窓枠で助けを求めているドラえもんを救助するパトロール隊員だ。
ドラえもん、待ってて。 今助けに行くよ!!!
2017年11月6日
2017年11月06日(月)
おはら祭り
11月2日(木)はおはら祭り<前夜祭>が鹿児島市で行われました。
皆与志養護学校は、社会福祉法人向陽会(やまびこ医療福祉センター)と一緒の踊り連で、平成5年から毎年参加しています。
今年のおはら祭りには、来年から始まる「せごどん」主役の鈴木亮平さんや熊吉役の塚地武雅さん、原作者の林真理子さんらの飛び入り参加もあり、踊り会場は賑やかな雰囲気でした。
そして幸運なことに、林真理子さんが本校踊り連に加わってくださり、祭りの夜が一層華やかなものとなりました。
ありがとうございました。
祭りが終わった夜10時からは、更に連携を深める時間。 こんなことも大事ですよね。
そういえば以前、県内の特別支援学校の生徒も、本祭りの踊り連で参加していた時期がありました。
特別支援学校卒業生も、車椅子の方々も、そして本校の子どもたちも、この輪の中に一緒に入れればなあと感じた祭りの夜…でした。
2017年11月1日
2017年11月01日(水)
ひとり一人に合わせて ①
ふれあい祭りで販売された中学部の製品。
校内でも使ってみました。
さて、学校では、いろいろな行事に向けて協力し合いながらみんなで取り組む活動と同時に、一人ひとりに応じた学習も進めています。
ぼくは、コミュニケーションツールを使いながら、気持ちを伝えたり、挨拶をしたりしています。
右手を動かして透明板のスイッチを押し、部屋の出入りで 「しつれいします。」 「ありがとうございました。」と言います。
まだ慣れないのでちょっと照れくさいです。
…たまに睡眠不足で眠いこともあります…。
もっといろいろなツールを活用して、たくさんの思いを伝えられるようになりたいです。
ぼくは、スイカが好きです。学級園で作ってきたスイカもそろそろ…限界の季節です。
残る2個のうち、今日は1個を収穫します。
特製の収穫機を教室からたぐり寄せて…
切ってみると…色、香り…まぎれもなくスイカです!!!
うれしくて、うれしくて…もう、待てません。 いただきます!
11月のスイカ収穫。 半年に渡る長~い学習で、仕事をがんばること、期待して楽しみに待つこと、植物の成長、収穫の喜び、みんなに食べて喜んでもらうこと…いろいろなことを体験できました。
2017年10月30日
2017年10月30日(月)
製品販売とPTAバザー in ふれあい祭り
10月27日(日)、 社会福祉法人向陽会のふれあい祭りが行われました。
この祭りでは、中学部の生徒がこれまで製作してきた製品の販売と本校のPTAバザーも行わせていただきました。
本校の校庭も車でいっぱいです。
当日は雨模様のため、会場は屋外からやまびこ医療福祉センター・やまびこ療護園の屋内に変更。
本校の販売会場は2階の療育支援室。 11時からの販売に向けて準備も着々と進行中です。
製品もいっぱい並べました。 じっくり…じっくり…一手間、一手間、生徒たちが時間を掛け、一生懸命に作った製品です!!
PTAバザーの準備も万端です!!
そして、販売に向けて生徒たちも準備。 接客係、会計係などの仕事も確認しました。
11時。 さあ、販売開始です。 お隣のぼんぼんつりコーナーも盛況のようです!!
メイン会場からは大きな太鼓の音色。 そして、綿菓子やポップコーンの甘~い香りも漂ってきます。
小学部の子どもたちはその甘い香りに誘われて…団子屋さんやラーメン屋さん、プリンやさんを回ったり
写真を撮ってもらったり、そしてお目当てのものを買ったりして…
早速、いただきま~す。
大きな綿菓子も…完食です。
販売会場は入りきれないほどの多くの方においでいただき、たくさんお買い求めいただきました。
本当にありがとうございました。
皆様に使っていただき、よかったと感じていただくことが、生徒たちの励みになります。
また、新しい製品づくりに頑張りますね。
来年もぜひおいでください。
2017年10月27日
2017年10月27日(金)
小学部 いもほり
台風22号の接近は気になりますが、きょうも秋の穏やかな天気です。
心地よい天候の中、小学部2クラス合同のいもほりです。
ほら、畑の土の中から大きな芋が顔をのぞかせています。
まずは、一人ずつ…いもほりに挑戦!!
蔓を引っ張ったり、直接大きな芋を土の中から掘り出したり…
足の裏に感じる土の感触は…ちょっと苦手ですが
頑張ります!!
うんとこしょ! どっこいしょ!! 大きな芋はなかなか抜けません。
でも…
秋のゆるやかな日差しも、さら~っと頬をなでる風も
心地いい一日です。 土の香りや感触も…体全体で、いっぱい感じます。
残りは、全員で収穫…
「〇〇さん! ほら、ここにもあるよ。」 「これも たらいに入れてね。」
みんなで協力して、片手では抱えられないほどの大きなさつまいもが どっさり獲れました。
来週は、このさつまいもを焼き芋にしたり、芋アイスにしたりして、秋を味わいます。
楽しみ…です。
2017年10月25日
2017年10月25日(水)
第39回 学習発表会
10月21日(土),台風の影響もなく計画通り学習発表会を実施することができました。
『はじめのことば』では,小学部と中学部の代表(児童生徒会副会長)2人がひもを引っ張ると,「はじまるよ」の文字とカラフルな風船が・・・
小学部の『ミュージカル・オブ・ミナヨー』では,元気な猫やクラゲの泳ぐ海で遊ぶ人魚,心優しい野獣が登場しました。
10/4のブログで紹介したO先生が作っていた衣装は,人魚のRさんの衣装でした。
当日は,訪問教育学級の友達も体育館での学習発表会に参加することができました。
久しぶりにたくさんの友達の声やいろいろな音楽を聞き,スポットライトのまぶしさも体験しました。
中学部の『世界一周ダーツの旅』,
スペイングループでは,情熱的な闘牛とフラメンコです。
ブラジルグループはサッカーを披露しました。
10/4のブログで紹介した木製のレールは,KさんとDさんのドリブルのための補助具でした。
「わっしょい! わっしょい!!」
日本グループは,元気な掛け声でおみこしも登場しました。
10/4のブログで紹介した不思議な太鼓ばちは,Aさんが太鼓をたたくための特製のばちでした。
また,プレイルームでどのような動きを披露しようかと話し合ってきたAさんは,田植えや稲刈りの場面で大活躍でした。
『おわりのことば』は,あの曲に乗って登場
第39回! 39回!!
第39回 学習発表会
多くのご家族,やまびこ医療福祉センターのみなさん,そして地域の方々にお越しいただき,一人一人の発表にたくさんの拍手をいただきました。ありがとうございました。
2017年10月20日
2017年10月20日(金)
やまびこ ふれあい祭りの御案内
28日(土)に、本校に隣接するやまびこ医療福祉センター、やまびこ療護園などを運営している社会福祉法人「向陽会」のふれあい祭りが行われます。
ふれあい祭りでは、中学部の生徒も授業(作業学習)で作った製品販売に、そして本校のPTAもバサー参加します(午前中11:00~12:00販売予定です)。
小学部の子どもたちは、祭りの様子を見学して楽しんだり、買い物をしたりします。
中学部の製品
そのほか、楽しみなプログラム、出店もたくさんあります。
本校児童生徒の頑張る様子や深まるみなよしの秋を楽しみに
たくさんの皆様の御来場をお待ちしています。
詳しくは、向陽会HPのイベント案内を御覧ください。
http://www.kouyou.or.jp/modules/content001/index.php?id=13
2017年10月17日
2017年10月17日(火)
秋の収穫 ~いもほり~
校内の小さな庭園にあるススキの穂が秋風にそよいでいます。
心地よい秋風の中、中学部C組の学級園に大きな葉を繁らせていたさつまいもの収穫の日です。
つるを切り開いて…茎の根元をピンチで挟んでつないだ特製の”握り輪っか”を一生懸命につかんで、車椅子から 「うんとこしょ! どっこいしょ!!」 と引っ張ります。
すると、赤く実ったさつまいもがすぽーんと抜けて…
やったあ!!!
やる気満々のEさんは、何度も何度も力をコントロールしながら輪っかを引っ張り
ほらほら、い~っぱい獲れましたよ。
土の中を先生たちが掘ってみると、まだまだたくさんの芋が出てきます。
去年は、アナグマやたぬきに先をこされてわずかの収穫量でしたが、今年は…
大収穫~!!
焼き芋やスイートポテトでまずはみんなで秋をいただいて…
やまびこの「ふれあい祭」でも販売しますね。
2017年10月16日
2017年10月16日(月)
スロープ
皆与志養護学校には、スロープ棟というスロープのためだけの建物があります。
1辺が7~8mの正方形の2階建て。
大きなさいころのような形ですが、内壁面にそってスロープが四角くらせん状に設けられています。
もちろん、エレベーターも校内にはあります。
が、災害時や停電、利用する車椅子の数などを考えると、上下の階の移動にはスロープは不可欠なものです。
そのスロープ棟が夏休み前から外壁塗装中でしたが、学習発表会を前にした先週工事も終了。
明るいクリーム色に仕上がって、周囲の雰囲気もぐっと明るくなりました。
改修中 改修後
現在、街中もバリアフリー化が進められ、スロープがいろいろなところに設置されるようになりました。
車椅子の子どもたちにとっても、また介助者にとってもとても助かる施設です。
それだけではなく、ベビーカーや高齢者、自転車・カートを利用する方にも便利ですね。
2017年10月12日
2017年10月12日(木)
秋の音楽会 ~訪問教育~
やまびこ医療福祉センターを利用していて学校に通うことが難しい子どもたちは、小・中学生は皆与志養護学校、高校生は鹿児島養護学校の訪問教育で勉強しています。
ふだんは、病棟のベッドサイドで個別に学習しますが……
芸術の秋…音楽の秋…です。
きょう(10月11日)は、みんなで集まって 『秋の音楽会』
演奏者は、皆与志養護学校と鹿児島養護学校の先生たちです。
それぞれの先生が持ち寄ったのは、バイオリン、ピアノ、ファゴット、チェロ、フルートの楽器
そして、素敵な笑顔!!!
病棟からは出られないので、子どもたちが生活する二つの病棟でそれぞれ演奏会の開演です。
それぞれの楽器のソロ演奏で、いろいろな楽器の音色やいろいろな曲調の演奏を聴き…
最後は、全ての楽器による演奏です。
今、学校に在籍している子どもたちだけでなく、ずっと以前の、つい最近の卒業生、利用者の方々もたくさん集まったり、それぞれの病室で耳を傾けたりして楽しんでいただきました。
ファゴットの低い迫力ある音にビビッと感じたり、曲に合わせて体を揺らしたり、瞼を閉じてじっくりと聴き入ったり…
いろいろな音を楽しみ、秋を感じた豊かな時間でした。
また、次の機会をお楽しみに…
2017年10月12日(木)
2度目の収穫
秋は 日に日に深まりますが, まだまだがんばっている夏もあります。
1学期に草取り、苗の植え付けをした・・・スイカ。
大きく実って、夏休み中のふれ合い活動で収穫して,おいしくいただいたのですが…
秋の深まりつつあるこの時期にも 更に成長を続けて…
収穫して切ってみたら… じゃ~ん!! おいしそうに熟れています。
スイカが大好きのAさん。 包丁で、慎重に…食べやすく切って…
いっただきま~す。
もちろん、他の学級の友だちにも、先生方にもおすそ分け。 「甘いねぇ」 「う~ん、おいしい!!!」 と絶賛です。
学級園にはまだ小さめのスイカが2個。 大きくなるかなあ? 楽しみです。
2017年10月12日(木)
介護等体験
秋も日に日に深まります。
10月5日(木)と6日(金)は介護等体験で鹿児島大学理工学部の学生さん6人が学校を訪れました。
介護等体験は、平成9年度に始まった制度で、小学校や中学校の教員免許取得をめざしている方が特別支援学校での体験を行うものです。毎年、本校にも数名の学生さんが訪れます。
小学部と中学部に分かれて学級に入り、子どもたちへの自己紹介、そして授業でのふれ合い体験、介助、教室や校舎内外の整備等に取り組んでくださいました。
6人中5人は特別支援学校は初めてとのことです。
どんな子どもたちかな? うまく、コミュニケーションがとれるかな? と初めてのことに対しては不安はつきものです。
でも…
子どもたちの表情をよく観察し…
気持ちを読み取ろう、感じ取ろうという心のアンテナを研ぎ澄まして…
たくさんかかわっていただき、出会いのときの緊張の表情とは打って変わって、子どもたちとのかかわりから多くのことを感じ、学んでいただいた表情に変わっていました。
今回の体験が、今回おいでいただいたみなさんが障害のある子どもたちの理解者として、そして今後の職業や社会生活に生かされていくことを期待しています。
<感想文から>
・ 始めのうちはどのようにコミュニケーションをとっていけばいいの戸惑ってしまったが、先生方の笑顔で話しかけているのを習ってみた。すると、子どもたちが途切れ途切れな言葉や身振り,表情などで必死に自分を表現しようとしていることが分かった。目や口をよく観察していると何と言っているのか分かる単語が増えていった。それに応じたときに、嬉しそうな顔をしてくれると、こちらも嬉しくなった。
・ 意外だったことは、先生方が生徒たちをしっかりと叱られていたことだった。彼らを真剣なまなざしで、温かい言葉で注意されていた。それを見て、甘やかすことと優しくすることは違うのだと思った。自分も生徒一人一人を見られるような教員をめざしたいと思います。
・ こちらからの言葉掛けがうまくいったかは分からなかったけれど、反応してくれたり,目を見てくれて嬉しく感じました。
・ 想像以上に重い障害のある子どもたちがいること。そして、それに負けず一生懸命に『自分』を表現しようとする様子は、健常な子どもたちと何ら変わらないのだということに気付いた。
2017年10月4日
2017年10月04日(水)
学習発表会に向けて
10月に入り,朝夕の涼しさを感じるようになりました。
赤や黄色の彼岸花もきれいです。
学校では,10月21日(土)の学習発表会の練習を頑張っています。
体育館で動きを確認したり…。
(舞台袖では次の出番をスタンバイ中)グループごとに発表内容を話し合ったり…。
(〇〇さんの動きについて意見を出し合いながら検討中)
児童生徒の衣装を作ったり…。
(家庭科が専門の〇〇先生,衣装の細部を調整中)
発表会当日の小学部,中学部,訪問教育学級の舞台発表時間は20~30分ですが,係の先生は6月頃から計画を話し合い,7月の職員会議,夏休み中の種目責任者会を経て,9月19日から舞台練習が始まっています。
これは?? ギターに何か工夫がしてあります。
黒い大きな布の被り方や舞台に登場するタイミングを相談しています。
車椅子の生徒二人の間には木製の線路のような物を準備し,
近くの先生が〇〇〇〇を操作しています。
放送席にはパソコンとたくさんのマイクを準備しました。
照明係の先生は台本を見ながら色の確認や
スイッチ操作を繰り返しています。
発表時に使う道具も欠かせません。
ホースのついたリコーダー,?を取り付けた太鼓バチ。
発表会当日に使うかどうかも含めて,練習をしながら改良していきます。
来週13日(金)は予行練習ですが,例年,予行練習後の反省を受けて発表内容や道具,衣装や照明まで大きく変更することも珍しくありません。
10月21日(土)の本番まであと2週間あまりです。
子供たちも職員も一生懸命準備しています,ぜひ御覧ください。
2017年9月25日
2017年09月25日(月)
中学部 修学旅行 ~贅沢なコンサート・編~
修学旅行二日目は、宝山ホールでの贅沢な演奏の鑑賞です。
ふだん、ホールで演奏を聴いたり、映画館で映画を見たりなど、公共の施設に出掛け活用する機会の少ない子どもたちです。
修学旅行で宝山ホールの見学、演奏を聴かせてもらうことはできないか…という中学部職員の願いに、宝山ホール職員の皆さんが本当に誠意をもって応えてくださり実現できました。
1500人収容のホールを6人の生徒たちのために開場していただき、6人のためだけのコンサートです。
照明、音響も本番と同様に、もちろん演奏者のみなさんも演奏会の装いと演奏で…そして、子どもたちになじみのある選曲で…本物の演奏、独唱です。
フィナーレは、子どもたちも舞台に上がって、全員合唱・合奏「歌えバンバン」。 舞台上で照明を浴びて、輝きました!!
演奏会が終わった後も… 舞台上で特別に楽器に触らせていただいたり、生音を聴かせていただいたり…
ふだんできない貴重な本物の体験をさせていただきました。
演奏会では、楽器の音色に合わせた子どもたちの大きな声やにこやかな笑顔、表情が客席の中央でキラキラと放たれた素敵な時間になりました。
演奏会の様子は MBCテレビの取材も受け、夕方の報道番組(ニューズNow)で放映されました。
代表でインタビューを受けたAさんは、ピアノがとってもお気に入りだったようです。
さて、1泊2日の修学旅行。
生徒の状態や体力を見極めると同時に、様々な体験の広がりを願って企画し実施した行事でした。
多くの方々の御厚意や御支援で全員元気に、そして目的としていた多くの体験を一人一人が得ることのできた旅行となりました。
今回の修学旅行での体験にとどまらず、周りの方々のサポートは必要ですが、子どもたちが日常的にいろいろな場所に出掛けていろいろなことにもっとチャレンジできるといいなと感じます。
そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様、御協力ありがとうございました。
2017年09月25日(月)
中学部 修学旅行 ~ 食事・編 ~
修学旅行の楽しみの一つは、みんなで食事をすること。 そして、ホテルに泊まることです。
今回は、その様子をちょっと紹介します。
一日目の昼食は、熊本駅構内のレストラン。 メニューは事前に一人一人が選んだメニューです。
赤牛のハンバーグオムライス、肥皇豚のカツカレー、オムライス・トマトソース、チョコバナナサンデー、アイスクリーム
おなかもすいて、みんな真剣に熊本の味を堪能しています。
そして、新幹線で鹿児島まで帰ってホテルです。
「お世話になります。」と挨拶も済ませて……入浴、そして夕食です。
夕食は…
白身魚とエビフライ・タルタルソース添え、黒豚のハンバーグステーキ、コーンスープ、サラダ、マンゴプリンとチョコレートケーキ、オレンジジュース…なかなかのボリュームです。
一つ一つの食材ごとにきざみやペースト状にしてくださり、色とりどりです。
ちなみに、朝食は…
スクランブルエッグ、ベーコンとソーセージのグリル、サラダ、パン、オレンジジュース、紅茶、ヨーグルト
昼食は…おにぎり膳(おにぎり、卵焼き、唐揚げ、魚の焼き物、サラダ、味噌汁)でした。
「いっただきま~す。」 それぞれのペースで、味わいながらの食事です。
ホテルでは大浴場も利用しました。
入浴後、温泉でお肌もつるつるでしょ。 ぼくは、ドライヤーで整髪中です。 13階からの眺めも抜群だねぇ。
そして、部屋でゆっくり過ごして…(中には、ショッピングモールに探索に出掛けて、買物したり、プリクラをとったりした友だちもいたようですよ。)
ふとんに入って 「おやすみなさい。」…です。 くまモンと新幹線の夢を見ます。
2017年9月23日
2017年09月23日(土)
中学部 修学旅行 ~初めての新幹線・編~
21日(木)、22日(金)は中学部の修学旅行。
2・3年生の生徒6人と職員9人、看護師2人が引率して熊本までの新幹線旅行、そして鹿児島市内1泊の修学旅行に出掛けてきました。
学校での出発式。 小学部と中学部1年生の見送り受けて、いざ出発です。
鹿児島中央駅構内を改札口をめざして車椅子をよいしょ! よいしょ!
この日のために車椅子の操作も練習してきました。 そして、改札を済ませて…
新幹線のホームはもうすぐです。
駅の明るさもまばゆく、新幹線に乗るのも初めて! ちょっと緊張気味でわくわく…どきどき。
ホームにエレベーターで上がると、「つばめ」と「さくら」がいましたっ!!
車両先頭まで行って、記念に写真をパチリ!!
そして、いよいよ乗車です。 ワクワ~ク… 行ってきま~す。
今回の修学旅行は座位保持椅子4台。 車椅子2台。
新幹線には車椅子用のスペースが2台分しかないんですね。 ですから、多目的室もベッド仕様にして利用しました (これだと体もゆっくりでき、快適です)。
通常の座席も利用して、座ったり、ときどき横になったりしながら、熊本駅までの約1時間の新幹線の旅です。
(座位保持椅子を置いておくスペースがなく、他のお客様には通路の通行にたいへん御迷惑をお掛けしました…。)
でも、駅では駅員さんのスロープの設置や車内でのさくらクルーのお姉さんたちの親切な対応には本当に感謝です。
さて、1日目は新幹線体験がメインでしたが、熊本といえば……
くまモン!!!
「えきまち」でくまモンのお迎えを受けて、昼食の後は買い物(お土産)です。
くまモンタオルにくまモンクッキー、くまモンペンシル…くまモングッズもたくさん買いましたよ。
そして、駅構内の探索も…記念撮影もしました。
ちなみに、こちらは撮影風景。
公共の交通機関を利用して出掛ける体験は、本校の子どもたちにとってはとても貴重な機会です。
雑踏、いろいろな照明、駅の放送、移動、新幹線のスピード…
朝からたくさんのにこにことした表情がどの子にも見られ、この旅行を楽しみにしていた様子がよ~く伝わってきました。
一方で今回、この旅行にかかわっていただいたたくさんの方々のご理解やご配慮で、子どもたちの旅が実現できていることも実感しました。
JRの皆様、売店の皆様、レストランの方々、そして車椅子に道を譲っていただいた方々、そっと見守ってくださった皆様…ありがとうございました。
また、子どもたちが高等部で、あるいは成人して、旅行することがあるかもしれません。
そのときも、どうぞよろしくお願いいたします。
2017年9月19日
2017年09月19日(火)
秋の遠足~かごしま水族館~
9月15日(金)は,秋の遠足でした。今回の遠足の目的地は「かごしま水族館」です。
黒潮大水槽のジンベイザメは,先日海にもどされたため見ることはできませんでしたが,エイやたくさんの魚がゆったり泳いでいました。
少し暗いフロアを進むとクラゲが泳いでいます。
色も形も動きも様々で,見ていると不思議な感覚です。
岩のように見えるところをよく見ると・・
オコゼやカサゴが隠れています。
タッチプールでは,なまこやウニも触ることもできました。
「いるかの時間」では,小学部の健人さんの合図を見て,いるかが一斉に動き始めました。
いるかのジャンプで水しぶきも浴びましたが,みんな元気に楽しく過ごすことができました
今回の遠足でも,館内の移動にエレベーターで対応していただいたり,昼食や休憩用のスペースとしてレクチャールームを使わせていただきました。
鹿児島水族館のみなさま,1日お世話になりました。
2017年9月11日
2017年09月11日(月)
夏の終わり ~最後のプール学習~
山肌を吹き抜けてくる風の心地よさ、幾分和らいだ太陽の日差しに秋の気配が感じられます。
2学期が始まって、1週間。 夏もそろそろ終わりに近づいてきました。
中学部では、先週8日でプールの学習も終わり。 最後の水の感触を味わいました。
水の抵抗や浮力を感じながら、歩いたり、水に体をゆだねたり…
体の緊張も和らいで、
ほら、ゆったりとした表情でしょ。
そのプールをめざして、プール入り口までのスロープを一生懸命に車椅子をこぐAくん。車椅子の操作の上達も今年の大きな目標です。
なかなかの傾斜ですが、自力でなんとか登り終わって…
満面の笑みで 「やったー!!」 と担任の先生と達成感を共有です。
頑張りました!!
水を怖がっていたBさんからは、「5分プールに入れました。」と成果報告もありました。
今年は終わりになりましたが、来年のプール…また楽しみにしておきましょう。
2017年9月7日
2017年09月07日(木)
給食の試食
皆与志養護学校は、通学生16人のうち12人は廊下でつながった「やまびこ医療福祉センター」から通学してきます。
4時間目が終わると、一般には学校で給食・・・となるのですが、残念ながら本校には給食施設がありません。ですから、昼食はセンターに戻って食べることになります。
しかし、自宅から通学する4人の子どもたちは、センターで作っていただいた昼食を学校で食べます。
上手に飲み込むこと、自分で何を食べるかを選択しながら上手に食べること、食材を味わうことなどを意識しながら、
いただきます!!
スプーンの使い方も 随分と上達してきています。
そして、好き嫌いもしません。
ところで、今週1週間は、その子どもたちが食べている昼食を試食できる週間です。
子どもたちは、食形態として「きざみ食」「つぶし食」「ペースト食」を嚥下の状態に合わせて選択して食べますが・・・
試食では、平常食だけでなく、これらの食形態をそれぞれ準備してくださり、職員も試食できます。
ちなみに、ごはん、汁物、主菜(魚や鶏肉など)、副菜、フルーツ類、それに牛乳を組み合わせた献立。
そして、それぞれの食形態
7日は、学校参観日に合わせて、保護者の皆様にもいろいろな形態を試食していただきました。
やまびこの栄養士さん、そして本校の栄養士も一緒に、食事についてのあれこれを話題にしながらの試食会です。
食事をとることは、生命の基盤。
毎日の給食は
経管栄養の子どもたちも含めて、外界のものを上手に取り込む、味わう、感じる
子どもたちにとって、そんなことを大事にしたい時間です。
2017年9月6日
2017年09月06日(水)
秋の訪れ・・・みんなで学習
まだまだ残暑は厳しいです。
でも、秋は確実に皆与志養護学校の周りにも訪れています。
柿も色づき、栗の実も大きくなってきました。
秋に負けず、夏を留めようと生徒の植えたスイカはまだまだがんばります!!
さて、2学期が始まって、休みのリズムから徐々にペースを取り戻し、みんなで一緒に学習する機会も増えました。
小学部は音楽の授業。 音に触れ合ったり、リズムを感じて体を動かしたり…
中学部は、作業学習です。 やまびこ医療福祉センターの祭りでの製品販売をめざして、掛け声とともに、自分の役割・仕事に取り掛かります。
少しずつ、秋の心地よい気候に変わっていく中、子どもたちも2学期の学習も少しずつシフトアップしていきます。
2017年9月4日
2017年09月04日(月)
笑顔が戻ってきました ~2学期始業式~
2学期が始まりました。
子どもたちがいる学校は、やはり生き生きとします。
始業式が終わったプレイルームは、小学部、中学部、そして先生方が入り交じった笑顔の交換の場になりました。「久しぶりだったね。 元気?」
「ほら、〇〇さんだよ。 会いたかったねえ。」
言葉はなくても、そんな笑顔の会話が聞こえてきます。
2学期は、修学旅行、遠足、交流会、職場体験、学習発表会、クリスマス会…
いろいろな行事がたくさんあります。
毎日を元気に、そして、いっぱいの体験とふれ合いをしていきましょうね。
そして、訪問教育学級の子どもたちも病棟で始業式です。
長かった休みが終わり、また、どきどき、わくわくの学校が始まります。
スクーリングで学校にもたくさん来れるようにしたいね。
待ってますよ。
2017年8月29日
2017年08月29日(火)
夏の出来事
夏休みも残すところ二日です。
お待たせしました。 2学期が始まりますよ。
さて、この夏休みの期間、ブログでお知らせした研修会や行事が学校で行われましたが、お知らせできていない出来事もありました。
<お母さんたちの同窓会・ミニバレーボール大会>
すでに卒業した生徒のお母さん方が中心になり、体育館でミニバレーボール大会です。
卒業生の兄弟姉妹、以前勤務された先生方や現職の先生方とその家族も集って、その都度チームを入れ替えて、全24試合。
久しぶりの運動、汗に体重減少(当日)、筋肉激痛(翌日)です。
初対面でもすぐに和気あいあいの同窓PTAでした。
夜も盛り上がったようです。
<スイカを穫って、食べたど~>
夏のふれ合い週間で登校して、1学期に植えたスイカを収穫しました。
ほら、ちょっと小ぶりの食べやすいサイズ。 真っ赤な色味もバッチリでしょ。
先生ちょっと試食。
色だけでなく、味も甘みがあって 『スイカだあ~。』
私も、食べたい!!! 夢中になってスイカにかぶりつきます。
…もっと食べたかった・・・。
2017年8月10日
2017年08月10日(木)
教材・教具製作実習
台風5号もほとんど影響なく通り過ぎました。
しかし、暑い夏は続いています。
今日は、地域向け夏の研修会の第2弾。 『教材・教具製作実習会』を本校で開催中です。
本校の職員が講師を努め、県内の特別支援学校の先生方と一緒に2学期から授業で使える教具(スイッチ類)を製作します。
今回製作するものは、iPad タッチャー。
今、各学校に整備されつつあるiPadやタブレット端末などは、障害のある子どもたちにとってICT機器としてとても有用なものです。
でも、細やかな上肢や手指の動きが難しい子どもたちには、タッチパネルを操作することが困難・・・便利だけど使えないものになります。
そこで、子どもたちが可能な動きで操作できるようにするための教具(ツール)を製作します。
穴開けしたり・・・
コードをハンダ付けしたり・・・・・・初めての(慣れない)作業に試行錯誤、注意集中。そして和気あいあいとした雰囲気の製作研修です。
細かな作業もふんだんにあります。 午前、午後と一つ一つの細かな製作工程を経て・・・
仮の作動確認。 「どうぞ・・・動きますように・・・・」 作動すると、思わず笑み。 安堵感と達成感です。
仕上げの工程を済ませて、実際のタブレット画面で最終の作動確認。
タブレット画面に製作したツールをセットして、接続した別のスイッチを押したらカメラアプリがパシャリ!
動きました!! ・・・・・・よかったです。 本当にお疲れ様でした。
さて、隣の部屋では、本校職員が夏の宿題(スイッチラッチ&タイマー製作)の真っ最中。
完成品は高額なので、この夏でキット3台を組み立てます。
細かな作業は・・苦手。 太い指先から細かな部品がこぼれ落ちます。
苦労して、苦労してやっと完成・・・・・・
でも、動かない・・・???
再度、試行錯誤の繰り返しの末、何とか原因を究明して・・・バッチリ作動。
よしっ、思わずガッツポーズ!!!
精魂込めて作ったiPadセンサー、スイッチラッチ&タイマー。 早く試してみたいという思いが強くなります。
子どもたちの活動に活かせる2学期が待ち遠しいです。
2017年7月31日
2017年07月31日(月)
夏季休業中の「ふれあい活動」
夏休みが約10日過ぎました。
一学期に中学部のAさんが植えたスイカは,こんなに大きくなりました。
本校では,夏休み期間中の前半(7/24~7/31)と後半(8/16~8/25)の2回に分けて,「ふれあい活動」を実施しています。
「ふれいあい活動」のねらいは,児童生徒の休み中の様子を知るとともに,病棟での生活が中心となる一人一人の生活に変化を持たせ,より充実した休みとなるよう,各学級担任が病棟担当者と日時を確認して実施しています。
今日は,中学部B組の3人が担任と一緒に多目的教室で「夏遊び」を楽しみました。
夏といえば・・・やっぱり「花火」
実際の花火はできないため,タブレットを使ったVR花火です。
タブレットにタッチすると,花火が打ち上がり,
「ドーン!! パチ,パチ…」の音も聞こえます。
花火の後は,夏祭りの夜店を体験
射的では,ボールを発射して,スイカをGET!!
わたあめも作りました。
わたあめマシーンにキャンディーを入れると,甘いわたあめが出てきます。
金魚すくいも
釣れた,釣れた・・
今度は大きな金魚?
おばあちゃんも一緒に竿を引きました。
(遠方からケース会とふれあい活動に参加いただきありがとうございます)
最後に,一学期の写真を見て一学期を振り返りました。
明日からはいよいよ8月です。
まだまだ暑い毎日が続きます。病棟スタッフの皆様,そして保護者の皆様,これからも子供たちの健康管理をよろしくお願いします。
9月1日の始業式に全員が笑顔で登校する日を楽しみにしています。
2017年07月31日(月)
センター的機能 ~夏季研修会~
夏は、2学期以降の授業を充実させるための研修会が県内いたるところで実施されます。県内の各特別支援学校でもセンター的機能の一貫として行われています。ちなみに、
7月24日 中養セミナー
7月26日 武養セミナー、いずようセミナ-
7月27日 大養セミナー、串養セミナー、いぶようセミナー
7月28日 鹿盲公開講座、加養夏季研
8月3日 牧養セミナー
8月8日 桜養夏研、鹿屋養セミナー
これらの他にも、各地の特支学校主催の中高情報交換会や進路、自立活動などの研修会なども計画されています。
このような中、本校でも 『特別支援教育夏季研修会』を28日に、本校において実施しました。
地域の幼保、小・中、療育機関、保健師さんなど70人近い方々に参加いただき、本校の職員と共に研修をしました。
まずは、県子ども総合療育センターの吉川先生による、特別支援教育への理解と教育・医療・福祉の連携の在り方についての講話です。
そして午後は、四つの分科会に分かれて・・・
見る力に関すること(盲学校:田中先生)、進路に関すること(高特支:迫先生、武岡台養護:神田先生)
姿勢に関すること(やまびこPT:竹田先生)、合理的配慮に関すること(本校:東郷教諭)
それぞれに、講話・実技の研修をしていただきました。
最近、転びやすい、しゃがめない子どもが増えていると聞きます。 体の動きや姿勢をどう見るか、どのような指導・支援が必要なのか体を通して学んでいます。
午後の最後は、中学校区別の情報交換会。 学校間をつなぐ、まずは顔見知りになる大事な場です。子どもを中心に、その子に必要なことをどうつないでいくか、協働していくか、チーム学校が言われる中、このような「つなぐ」機会は更に重要になってきます。
本校の教育、教材・教具についても、御覧いただきました。
暑い中、地域の多くの方々に御参加いただきありがとうございました。
子どもたちへの指導・支援をみんなで一歩前進させていきましょう。
8月10日には、『教材・教具製作実習会』も本校で開催します。
タブレットを操作することの難しさをサポートするためのスイッチ製作を予定しています。
御参加をお待ちしています。
2017年7月27日
2017年07月27日(木)
夏の静けさの中で
子どもたちのいない夏休みに入った学校は、主を失った廃墟のごとく物寂しい雰囲気に一変します。
廊下にも、プレイルームにも子どもたちの姿はなく・・・・
住宅街から離れ、緑濃い環境に包まれた本校は、なおさらです。
学校周りの森も、ひっそりと・・・
しかしその中で、ヤマコンニャク(絶滅危惧2類:環境省データ)が色鮮やかに生き生きと成長を続けています。
子どもたちのいない学校はひっそりとはしていますが、職員はヤマコンニャクに負けじと明日に向かって汗だくで全員始動中です。
展示する教材・教具の調整・点検。 「よし! バッチリ」
資料、会場準備もok
明日28日は、本校主催の『特別支援教育夏季研修会』です。
準備万端。
地域の幼・保、小・中・高、他の特別支援学校の先生方、療育機関の方々との有意義な研修の一日になりますように。
2017年7月20日
2017年07月20日(木)
1学期の終わり
校内で大きく成長したひまわりは,たくさんの実を結びました。
今日は,1学期の終わりの日。 終業式です。
児童生徒を代表して,中学部1年生5人が1学期にがんばったこと,楽しかったことを発表します。
「ぼくは,機械で粘土をどろどろにして焼き物の器を作りました。」
ほら,この輪っかを引っ張ると,ミキサーがウィ~ンと回って粘土の泥しょうができるんだよ。
中学生になって,初めて体験した学習やチャレンジしたことをみんなに披露します。
「ぼくは,プールが苦手だけど,大きなプールに少し入れるようになりました。」
「2学期は,10分間入れるようになります。」と垂れ幕を巻き上げて2学期への意欲の発表です。
大きなひまわりがたくさんの種を結実させたように
子どもたち一人一人も,それぞれにいろいろな花を咲かせて
実を結んだ1学期になりました。
これから,長い長い夏休み。
本校では,出校日に代えて,夏休みのふれ合い活動期間(前期7/24~7/31,後期8/16~8/25)を設けています。
ほら,スイカもトマトも大きく成長してきています。
ふれ合い活動で,先生や友だちと収穫したり,販売したり・・・・
夏休みの様子をちょっと見学させていただいたり・・・・・
楽しみにしていてください。
そして,また2学期にたくさんのことにチャレンジできるように,いっぱい準備をして待っています。
2017年7月14日
2017年07月14日(金)
♩♫♪~ 声楽 歌の花束
鹿児島県文化振興財団の「青少年のための芸術鑑賞事業」による芸術鑑賞
会を実施しました。
テーマは,「♪歌の花束❀」
♩ ソプラノ独唱「エーデルワイス」の美しい声に聞き入り・・・
♪ 二重唱「ビリーブ」では,うっすらと涙ぐむ子も
♬メゾソプラノ独唱「あわて床屋」では,
きれいな歌声,そしてウサギの登場や切れた耳にも驚きました。
「ドレミの歌」や「歌えバンバン」は,
子供たちの間近で歌っていただきました。
梅雨明け当日の暑い日で,約1時間の短い時間でしたが,
いろいろな声の美しさや歌の楽しさを感じることができました。
鹿児島オペラ協会のみなさま
きれいな「歌の花束」をありがとうございました。
2017年7月12日
2017年07月12日(水)
河頭中学校との交流学習
7月12日(水),中学部は河頭中学校との交流学習をしました。
河頭中との交流学習で楽しみの1つは,始まりの式での「エイサー」です。
太鼓の大きな音に少しびっくりしましたが,
全身で踊りながらたたく太鼓の力強いリズムは爽快です。
お互いの自己紹介やネーム交換の後は,グループに分かれての活動です。
3人でトランプ
同じカードはどれかな?? ジョーカーを引かないように・・・
トランプの後は,車椅子でスロープを使って2階へ
いろいろな音を聞いたり
本を読んだり
いろいろな道具とルールでボウリングも楽しみました。
特技のリフティング
少し元気のなかったAさんも元気になりました。
相手に分かりやすいように優しく,ゆっくりとした言葉で伝えたり,
相手の表情や動きを見て活動内容や方法を変えたり・・・。
約2時間の短い時間でしたがそれぞれのグループで楽しい時間を過ごすことができました。
大きなバスもかっこよかったです。
河頭中のみなさん,また会いましょう。
2017年07月12日(水)
ミニ運動会 ~訪問教育学級~
特別支援学校では、ふだん学校に通って授業を受けることが難しい子どもたちに対しては、教員が家庭や病院に出掛けて授業を行う「訪問教育」という授業の形態を行っています。
今日は、その訪問教育学級の新一年生3人が、隣接するやまびこ医療福祉センターの病室でミニ運動会を行いました。
ふだんは、ベッドサイドでの1対1の授業が多いのですが、今日は看護師さん、家族の皆さま、学校の応援職員、そして4月に小学部に入学したぴかぴかの1年生3人が集まって、賑やかな中でのミニ運動会です。
開会式の中では、国旗掲揚、そして準備運動。
体を触られたり、ふだんあまり関わりのない いろいろな人にお話してもらったりして、ちょっぴり緊張!
そして、競技種目は・・・・七夕にちなんだ 『君こそ☆ スターだ』
看護師さんやお母さんと協力して、たくさんの☆を集めました。
集めた星の数は4つ,3つ,ふたつと異なりはしましたが、いっぱいの声援の中で、
ちょっと緊張しながらも種目に参加できた一人一人が きらりと光る一番星だったかな。
そして、布を使ったダンス。
カラフルな布が目の前を行き来したり、近づいたり、離れたり・・・そして風が巻き起こったり・・・・。
たくさんの刺激に・・・めまいがしそう・・・・。
閉会式の国旗降納、閉会の挨拶。 と続いた小一時間のミニ運動会でしたが、ふだんとは違った雰囲気、たくさんの人との関わり、そしていろいろな刺激の受容に、いっぱいの力を発揮した3人の一年生たちでした。
ミニ運動会楽しかったね。 ほっ。
ちょっと待った!
ほっとした中に突然登場のケーキマン?
「きょうは、Rさんの誕生日~」
7歳の誕生日をみんなで歌ってお祝いです。
ありがとう。 ケーキマン。